はじめに

一口にスポーツトレーナーと聞いてもピンと来ず、筋トレ指導者のイメージかもしれません。
民間資格のトレーナーはスポーツジムなどに従事していますが、プロを目指すチームやプロチームに関わるトレーナーは医療資格がほぼ必須となります。

今回は医療資格者の花田氏と養成校の学生が力を合わせて、プロチームと同等の良質なトレーニングを選手に行い、さらなる飛躍を目指します。

目的

SFCトーナメントジュニア選手のさらなる活躍のために必要な運動能力を向上させる。
コーチ、トレーナー、選手による連携でプロチームと同等の経験を選手に積ませる。

トレーニング概要

年齢別に必要な運動刺激が違い、各自得意不得意があるので、年齢に合わせた内容、各自に合わせたオーダーメイドのトレーニングを行う。

1. コーディネーショントレーニング
   テニスだけでは伸びにくい能力に重点を置いて行う。
   例）リズム能力、バランス能力、連結能力など
2. 心肺機能向上トレーニング
   心肺機能向上が必要な年代に行う。骨端線閉鎖前の選手にも適正な刺激。
3. データ測定
   データをみて出来ていない動きなどをコーチとフィードバックする事でされに必要なトレーニングを作成
4. その他のサポート
   テニス中怪我をした時でもその場ですぐ対応し、中止すべきかどうかの判断が曖昧ではなく的確に出来るので、選手もコーチも保護者も安心してテニスに取り組める。
   アップもテニスで使う動きをしっかり行い怪我の予防、パフォーマンス向上が見込める。

ポイント

1. プロトレーナーがいることで他施設には出来ないトップレベルのトレーニングが受けられるのでトップを目指すなら絶対に経験すべき
2. どの角度どの位置が体に負担なく正しく動けるかを感覚ではなく理論で伝えられるので、選手も保護者も安心して任せられる。
3. テニスだけでは向上しにくい正しい体の動かし方が覚えられる。
4. ケガをする前にケガのリスクが高い動作をしていたらその場で改善するよう指導して改善させていくので思い切りテニスに打ち込める。
5. ケガ予防、運動能力向上を指導しているので、トップ目指す選手はもちろん、そこまで目指していないが安心してテニスさせたいと考えている選手、保護者にもフィットする。

最後に

テニス指導をネットで勉強した保護者が出来ないのと同じで、どこの施設でもコーチがトレーニングも指導していますが、専門知識なくネットで見つけたようなトレーニング、自分が選手の頃やってたトレーニングなどをやらせるのは、専門家がその時その人に合った内容を伝えるのとは比べる事が出来ないレベルの差ですし、どの国でもプロアスリートにはコーチと別にトレーナーが専属でいるという事はそれだけ専門的で必要なものであることが伝わればと思います。