素材ですが、主にナチュラル、ナイロン(通称マルチ、モノ)、ポリエステル(通称ポリ)の3種類があります。
ガットと呼ばれるナチュラルガットが始まりですが、高価な事と耐久性の問題がありました。そこで人工糸(ナイロンフィラメント)を束ねて結束したマルチ構造、価格を抑えモノ芯を中に入れたモノ構造が登場しストリングスと言われるようになりました。
ナチュラルガットは張り立ての反発力、打球感と感触が長く続くのが特徴ですが、ストリングスは時間と共に低下して行きます。
近年では、ラケットの進化に伴ってボールが飛びすぎる事、ストリングスが切れ易くなった事から、飛びを抑え、耐久性に優れたポリエステルが最後に登場しました。現在のストリングス市場では、ポリとナイロンのユーザーの構成比はほぼ半分半分とイーブンです。
ただ、このポリとナイロン、誤った使い方をされている方も多く見られますので、正しい知識と認識を次回紹介します。 
                                     by hirose

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