産学連携開始より3ヶ月が経過しましたが、数値的な効果を提示するには、まだまだ測定結果サンプルが少ない状況です。
その中で、先日2回目の体力測定を行いましたが、1回目受けてない選手もいたので、やはりデータとして出すにはまだまだ計測回数が足りていないかなと思います。
今後測定サンプルが増えてきましたら、徐々に公開できるようになると思いますので、お待ちいただければと思います。
では、産学連携の効果としてはどのように測るべきか・・・
まず、目標に関しては、大前提としては選手の成績向上なので、選手が今回日本一のようにいい成績出してくれたらそれもまた一つの目標達成となります。
それを支えるトレーナーとしての目標としては医療資格者がケガ予防もしているので、転ぶなどの突発的なもの以外レッスン中に発生するケガが0や、ケガ予防の体操も毎回指導しているので、選手が全国大会などに行ってもその体操をさせる事で試合中の棄権がゼロなどもトレーナーが関わる時の目標となります。
それを前提に、3ヶ月経過でのトレーナー目線での所見ですが・・・
個人的にはトレーニングしてから選手達の動き方は明らかに良くなっています。
例えば、リズム取れない選手がリズム取れるようになったり、バランス取れずケガのリスク高い姿勢をしている選手がいい姿勢でケガのリスク低くなったりとデータには出ずとも変化として感じます。
今はまだ曖昧に思えるこの変化が、徐々に大会結果や体力測定などの数値的変化に現れることを期待して、引き続き指導していきたいと思います。
選手ファーストで、選手の成長を一緒に喜べるようになることが、トレーナーの成長にもつながり、産学連携の意味にもつながっていくと思います。
これからも、不定期ではありますが、トレーナー日誌として、所見を配信していきますので、よろしくお願い致します。
SFCメディカルトレーナー:花田 俊